日本の専門家が教えるオークションのコツ
オークションの入札方法はご存知ですか?オークションイベントというのは大変なものでもありますが、市場に新鮮な空気を吹き込んでくれます。しかし、オークションの熱気に夢中になり、何としてでも勝とうとする人もいます。
一方で、お買い得品を狙う人やコレクター向けのライブオークションは、これ以上ないほどにエキサイティングなイベントです。彼らにとっては、これは最大で最速の競争なのです。しかしこちらでは、ライブオークション未経験の方に対して、日本人の専門家からの役立つヒントをご紹介します。
下見会への参加
オークションカタログや写真を見られるとしても、下見会に参加して、商品の状態を実際に確認しましょう。キズなどがあれば、修理ができるかどうか見極めましょう。また、入札する場合は、箱に記載されているロット番号や商品内容をメモしておきましょう。
予算の設定
入札する際には、予算を設定し、それを忠実に守ることが重要です。 前述した通り、オークションの熱気に夢中になってしまい、当初の予定よりも多くのお金を使ってしまうことは簡単です。自分の意志がそこまで強くない人は、友達も一緒に連れていきましょう。そうすれば、もしもの時に、友達があなたを牽制してくれます。
支払い条件の確認
オークションに参加する前に、支払い条件を確認しておきましょう。オークション運営者がクレジットカード・小切手・現金の支払い方法を受け付けているかを確認してください。追加でかかる料金や保証金についても、担当者に問い合わせてください。
例えば、入札を希望する場合、返金可能な保証金を請求するオークションも存在します。
箱の中身を確認
時折、箱の中身をすり替える不謹慎な入札者に遭遇する場合があります。オークション当日は、前日に公式な下見会が開催されたか確認しましょう。
入札カードを受け取る
入札カードなしでは、オークションに参加したり、入札したりすることができません。なので、到着したらすぐに入札カードを受け取りましょう。
適切な服装選び
様々なシチュエーションに備えましょう。 例えば、屋外や納屋で開催されるオークションに参加しなければならないかもしれません。そのため、場所に応じた服装を心がけましょう。温度調整ができない環境なら、重ね着するのがベストです。また、でこぼこした道路やぬかるんだ地面を歩かなければならないかもしれません。もし、折りたたみ椅子をお持ちであれば、オークションは何時間にも続くこともあるので、ぜひ持参してください。
狙い目の時間帯は午後
通常、早朝の入札者はエネルギーとお金を使い果たします。なので、午後には競争が少なくなり、かなりお得な値段で落札できます。
ためらわずに入札する
オークションは速いテンポで進むイベントなので、入札するのを躊躇してしまうと、落札の合図であるハンマーが鳴らされてしまい、入札するチャンスを逃してしまいます。そのため、気になる商品を見つけたらすぐに入札するようにしましょう。
落札品を安全に保管する
オークション運営者がその場での支払いを要求してくる場合は、落札した商品をすべて車に移動させるか、もしくは他の方法で安全に保管しときましょう。レストランやバーに立ち寄るまで、落札品をそのまま放置してしまうと、その間に盗まれたとしても返金してもらえません。